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こんにちは〜 みじんこです。
今回は乾燥と静電気についてです。
冬のこの時期は特に乾燥が気になりますよね。
中でも、手や唇は特に誰もが乾燥を一番感じやすい部分で
お手入れしているかしていないかが他人の目から見ても特に解りやすい部分でもあります。
手や唇はハンドクリームやリップクリーム等の保湿アイテムでケアしますが
髪も手や唇と同様、とても乾燥しています。
特にくせ毛の場合は元々乾燥毛の状態なので特に保湿が重要となります。
それから、乾燥と併せて気になるのが静電気です。
静電気と言えば、あなたは、子供の頃こんな遊びをしませんでしたか?
下敷きを頭の上でこすって髪を立たせる遊びです。
私は、友達と よく下敷きで頭の上をこすりあっていました(笑)
静電気でいっぱい髪がくっついて立つ子もいれば、
あまりくっつかない子もいたり。
当時は、ただただ面白くて
静電気で髪がいっぱいくっついた子の方が勝ち~!とか言って遊んでました(笑)
今から思えば、当時下敷きにあまり髪がくっつかなった子は
もちろん、元々持って生まれた髪質が大きく影響しているのですが、
日頃のケアがきちんと出来ていたのかもしれませんね。
乾燥させない事!これこそが静電気の発生をおさえる重要ポイント!
なのですが…
この話をする前に
静電気とは何か?
何故、静電気が発生してしまうのか?
そのことを簡単に理解しておきましょう。
目次
静電気について
静電気とは
物体に電気がたまる現象、もしくはその電気の事をいいます。
静電気が発生する原因
殆どの物質は必ずプラスかマイナスの電気を帯びています。
このプラスとマイナスの電気は物質によってそれぞれのバランスがあり、
湿度が、ある一定の範囲であれば、
ある程度決まったバランスで保たれています。
しかし、どの物資も常に空気と接触しているため、
そのバランスは空気中の湿度によって大きく影響を受けます。
寒くなると空気が乾燥してこのバランスが崩れ、物質が静電気をため込んでしまいます。
この状態で物質に何らかの刺激が加わると、
物質はバランスをとるために余分なマイナスの電子を放したり、違う物質から奪ったりします。
この移動しているマイナスの電子があのビリビリっとする正体です。
この刺激とは摩擦によるものや、接触によるものが一番多く、普段、私達の身近で無意識のうちに起きてしまう刺激です 。
以上の事からわかるように、
乾燥+物質のバランス変化+刺激=静電気発生
となります。
ですから、静電気が起こらないようにする為に、一番手っ取り早い方法は、
物質を乾燥させないようにする事です。
その物質に当たるのが、今回の話では、
髪であり、髪に触れるブラシやマフラー等です。
乾燥させない事!静電気を防ぐ為に出来る事
シャンプー剤を見直す
シャンプー剤の話は以前もしましたが、
洗浄力の強いシャンプーはキューティクルを剝がしてしまい
毛髪内部の水分が流出しやすくなってしまいます。
その結果乾燥毛になってしまいます。
くせ毛の場合は毛髪の形状上キューティクルが剥がれやすく、
洗浄力の強いシャンプーを使う事でキューティクルが余計に剝がれてしまう為、
乾燥がよりひどくなってしまいます。
【 詳しくは
ですから、アミノ酸系のシャンプー等、髪と頭皮に刺激の少ないシャンプー洗う様にしましょう。
また、縮毛矯正やカラー等で髪のダメージが酷い場合は、
シャンプー前の髪(特にダメージが酷い毛先)にヘアオイルをつけてからシャンプーすると
内部のたんぱく質が流出するのを防ぐ等、余分な摩擦によるダメージから髪を保護する事が出来ます。
アウトバストリートメントを使う
アウトバストリートメントとは洗い流さないタイプのトリートメント事です。
このアウトバストリートメントを使う目的も、もちろん保湿が目的です。
ところが、市販されている中には手触り重視に作られているものもあり、
その内容成分には手触りをよくするために、シリコン剤(メチコンやジメチコン等)が入っている物が多くあります。
シリコン剤は毛髪の表面コートをする為に入っているのですが、
シリコンでコートした髪はかえって静電気を引き起こしやすくなってしまいます。
ですから、静電気対策で考える場合は、
ノンシリコンのタイプの物を選んで使うようにしましょう。
こちらのオリーブオイルは私がアウトバストリートメントとして使っている物です
髪だけではなく顔や全身にも使えるのでお勧めです
試してみたいけど最初からいきなり大きいサイズを買うのは不安というあなた
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ドライヤーの種類や乾かし方を見直す
ドライヤーはマイナスイオンドライヤーがお勧めです。
マイナスイオンドライヤーはマイナスイオンを髪に浸透させる為
髪の保水率をアップさせ、静電気を抑える効果があります。
実際に使用すると、くせ毛の方や毛先がパサパサしたダメージがある方等は、
特に普通のドライヤーとの違いが実感出来ると思います。
乾かし方については【 くせ毛対策 その⑤ 】をご覧下さい。
ブラシやコームは天然素材の物を使う
普段、あなたが髪を梳かすブラシやコームの素材がプラスチック素材の場合は、
静電気が起きてしまいます。
ですから、
ブラシは豚毛や猪毛等の天然素材のブラシを、
くしはツゲの櫛を使うと静電気が起きにくく、
更に、繰り返し梳かすことで、髪の広がりが落ち着きます。
髪に触れるマフラーや衣類は天然素材の物を使う
下の表を見てください。
これは、どの素材がプラスとマイナスに帯電しているかを表しています。
私達の髪は通常プラスに帯電しています。
カシミヤをこの表に書き忘れてしまいましたが
カシミヤは人毛とウールの間に入ります。
髪に触れるマフラーや衣類の素材を
髪と同じプラスに帯電している素材を使う事で静電気が予防できます。
カシミヤやウール素材のマフラーなら静電気が起きにくく、
アクリル素材のマフラーだと静電気が起きやすくなってしまうという事です。
この表で表しているプラスとプラス
マイナスとマイナスの素材の組み合わせや、
近い素材同士の組み合わせであれば
静電気が起きにくくなります。
逆に、プラスとマイナスの組み合わせや
遠い素材同士の組み合わせにすると静電気が起きやすくなります。
まとめ
乾燥によって起こりやすくなる静電気によって
髪のダメージが進行してしまいます。
この静電気を起こさない為に出来る対策として一番は保湿をする事です。
また、普段、使うもの(髪に触れる物)に気をつける事で静電気を起こさないようにする事が出来ます。
☆保湿をしっかりとしていくうえで
・シャンプー剤の見直し(洗浄力のマイルドな物を使用する)
・アウトバストリートメントを使用する(保湿を目的とする)
・ドライヤーの種類と乾かし方の見直し
☆髪に触れる物にも気配りを
・使用するブラシやコームは天然素材の物を使用する
・髪に触れるマフラー等も天然素材の物を使用する
いかがでしたか?乾燥する時期に起きやすい静電気は
日頃のちょっとした事に気をつけるだけで防ぐ事が出来ます。
あなたも是非、今日から髪にとって良くない静電気を起こさないように
この対策を取り入れて下さいね。
それでは、また次回もお楽しみに!
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