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こんにちは~ みじんこです。
今回は、対策その②
髪の結合をほどくです。
Σ(・ω・ノ)ノ! いきなりなんのこっちゃ~??
と思ったあなた
実は実は、この結合をほどく事でがですね~
くせ毛対策には、か・な・り 重要なんですよ~!
なので、結合について書いた 対策その① をまだ読んでない方は、
まずはそちらから読んでもらえると
今回の内容にス~ッと入っていけると思いますので、そちらも併せて読んでみてくださいね。
ハイ!では!
対策その①でサラ~っと登場した結合について お話ししていきましょう。
今回は、少し専門的な説明になりますので、
若干難しく思うかもしれませんが、
出来るだけ解り易く説明していきますのでしかっりついてきてくださいね~ (^o^)丿
髪の結合を制する者はくせ毛対策をも制する
と言っても過言ではないくらい、くせ毛対策をする上で結合を理解する事はとても大切です。
毛髪の結合
毛髪の構造のところで、髪の内部にはケラチンというたんぱく質があるとお話ししましたよね。
そのケラチンタンパクはアミノ酸が繋がったポリペプチドというものから出来ています。
そのポリペプチド同士を繋げているのがこれから説明する結合です
下の図が結合の図です
なんだか難しい図に思えますが、分かり易く説明すると、私達の髪の内部にはこのような複雑な繋がりがあります。
この図は直毛の髪の場合の図ですが、
くせ毛の場合は、この赤字で書いているポリペプチド同士が横一列に綺麗に繋がっているのではなく、
左右不規則にずれている為、本来横に並ぶはずのポリペプチド同士が斜めから引っ張りあう部分が出来ます。
その為その部分がうねりとなるのです。
ですから、このずれているポリペプチド同士のつながりを切ればうねりがなくなり真っ直ぐに。
ここまで話すと、対策その①でA.Bタイプだったあなたはもうピン!ときたかもしれません!
そうです!
対策その①でA・Bタイプだったあなたは毛髪診断の意味が今、気持ちがいいくらい解っていただけたのではないでしょうか⁈
対策その①でC.Dタイプだったあなたもこれから説明する内容を読んで頂ければ繋がりを切る方法がわかりますよ。
では、今から、くせの原因の繋がり【結合】について詳しく説明します
結合にはⒶ~Ⓓの4種類の結合があります。
Ⓐ水素結合
髪を濡らすと簡単に切れ乾くとまた繋がる結合の事
(厳密に言うと切れるわけではなく緩んでいるだけなのですが、
切れるでイメージした方が解りやすい為切れると表現しておきます)
髪を濡らすと髪が柔らかくなるのはこの為です
対策その①でAタイプだったあなたは この水素結合の特徴を利用すればくせ毛対策ができます。
Ⓑ塩(イオン)結合
プラスに帯電したイオンとマイナスに帯電したイオンが静電引力でくっついている結合の事。
髪の㏗値は通常㏗4.5~5.5が一番安定しているといわれていますが、
この㏗値が変化する事で切れてしまいます。この結合は㏗値が安定する値に戻ることで再結合します。
この結合はパーマ等で一度切れると、髪のダメージに大きく影響します。
パーマをかけるときに、美容室で㏗値を戻す処理をしていたとしても、それは一時期的な事にすぎません。
このように対策をしていたとしても毛髪内部には多少なりともアルカリが残留してしまいます。
その為、㏗値が不安定な状態が続き 塩結合はなかなか再結合出来ません。
㏗値が不安定なのは残留アルカリだけが原因ではないのですが、このことをきっかけにダメージが出来てしまうのは逃れようのない事実なのです。
ですから、この結合が切れる=髪のダメージになるということは頭に入れておきましょう。
©️シスチン(SーS)結合
アミノ酸であるシステイン分子(イオウ【S】を含む)が2個繋がった結合の事。
還元剤で切れ酸化剤で戻る。
あなたが知っているパーマはこの性質が利用されています。
この結合が切れると髪は非常に柔らかくなり、独特の匂いがします。
対策その①でCタイプだったあなたはくせ毛対策にこの特徴を利用して対策します。
Ⓓペプチド結合
髪の結合の中で一番強い結合。
この結合が切れると二度と元には戻らない髪の命ともいっていいほど大事な結合。
枝毛やぷつぷつと切れ毛になって切れてしまうのはこの結合が切れてしまった為です。
以上が4種類の結合です。
因みに パーマをかける時はこのⒶ.Ⓑ.©️3つの結合を切り
求める形状を作って その形を固定するために一度切った結合を再結合させるのですが、
パーマの2液で再結合出来るのは©️のシスチン結合だけです。
パーマやストレートパーマをかけると髪にダメージが出来てしまうのはこの為なんです。
少し難しい部分もあったかと思いますが、
それぞれの結合の特徴をピンポイントで理解していただけたければと思います。
結合をほどく方法(上記の赤文字参照)と、前回お話しした対策その①の診断結果を合わせてあなたの髪に合った対策を考えていきます
それでは対策その①であなたがどのタイプだったか(A~Dのどのタイプだったか)思い出してください
くせ毛対策対策①・② まとめ
対策その①でAタイプ=濡らすと真っ直ぐになった髪➡
シャンプーやトリートメント、その他のヘアケア剤によってしっかりと保湿をする事で、うねりや広りがりが収まりやすくなり、見た目にも落ち着きが出ます。
また、しっとりとまとまりがよくなる事で扱いやすくなります。
ただ、髪質が細くて柔らかい場合は保湿する事でかえってボリュームが無くなりペタッとしすぎてしまう場合があるので、注意しましょう。
あなたのくせに合わせて、収まりが良くなるよう美容師さんにカットしてもらう事も大事です。
対策その①でBタイプ=濡らすと少しうねりが緩んだ髪➡このタイプのくせ毛のあなたは、毛量やくせの出方にもよりますが、私の経験上、
くせを活かしたカットをする事で、ほとんどくせ毛が気にならなくなります。
しかし、当たり前の事ですが髪が伸びてくればクセが気になってしまうので、
定期的にカットをする事が第一条件です。
またカットに加え、Aタイプと同じく保湿する事も忘れず行いましょう。
どうしても前髪や顔周りのくせの収まりが悪い等、ヘアスタイルのトータルバランスが悪くなってしまう場合は、
その気になる部分だけにストレートやパーマを掛ける等、
あなたが普段お手入れしやすくなるように、一番ベストな方法を選びましょう
対策その①でC・Dタイプ=濡らしてもうねりの大きさや状態は変わらないもしくはうねりがきつくなる➡
このタイプは、くせの出方で対策にかなりの差出てしまいますが、
あなたの考えや好みが、もし自分のくせ毛を活かしたい!と思っているのであれば、カットや部分矯正をするなど、あなたにピッタリのヘアスタイルにするといいでしょう。
しかし、広がりやうねりがある事がストレスになって絶対に耐えれないと思っているのであれば、
私の経験からあなたにお勧めできることは縮毛矯正です。
縮毛矯正をすると確かに髪は痛みます。が…しかし、毎日髪の事が気になってそれが原因で憂鬱なったり、
人との関わりに問題が生じている等、本当にその悩みから解消されたいのであれば縮毛矯正は決して悪いものではありません。
ただ、縮毛矯正をした後のヘアケアは面倒臭がらずしっかりと行いましょう。
以上、髪が乾いている時と濡れている時の変化から あなたの髪はどの結合をほどけば真っ直ぐになるのかあなたに合った対策や考え方の基本を理解していただけたでしょうか?
この次も あなたに役立つ情報をお届けしていきますので お楽しみに!(^^)!
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