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こんにちは~ みじんこです。
くせ毛のあなたも!そうでないあなたも!知っトク⁉髪の豆知識!と題して
今回は、枝毛や切れ毛についてお話ししたいと思います。
枝毛・切れ毛って何?
枝毛や切れ毛については、きっとあなたも一度は見た事があるのではないでしょうか?
枝毛と切れ毛を簡単に言葉にして説明すると
【枝毛】これは字のごとく一本の髪が途中から枝のように分かれて(裂けて)しまっている状態を言います。
【切れ毛】これは髪が上下に分断されぷつぷつと切れてしまう状態を言います。
では、そもそも枝毛や切れ毛が何故出来るのか?
枝毛や切れ毛が出来る原因を知っていればもちろん予防する事が出来ます
私も美容師ですが、美容師さんの中にも、枝毛が出来る理由をきちんと説明できない方もたま~にいますよ。
それが悪いわけでは無いのですが、もしかしたら今、枝毛の方も少ないので、必要性がないと思って本当にご存じないのかもしれないですが…
機会があれば、一度、美容師さんに枝毛や切れ毛が出来る理由を聞いてみてください。
多分、ほとんどの方の答えが「髪が痛むと出来ます」とかなりざっくりとした答えか、もう少し詳しく話してくれる方だと「カラーやパーマの薬の影響や、紫外線等の影響でキューティクルが剝がれて、内部のタンパク質が流出してしまうと枝毛や切れ毛になる事があります」といった感じの説明をしてくれると思います。
まあ、これも正しいので間違いでは無いのですが…カラーやパーマをしている方でも枝毛や切れ毛がない方もいますし、カラーやパーマを全くした事がない方でも枝毛や切れ毛が出来てしまっている方もいます。じゃあ、この説明ではう~ん…100%ではなく…ちょっとモヤモヤ感が残ってしまってスッキリしないですよね。
枝毛ができるのにはちゃんとした理由があるんですよ☝
ですから今回は、みじんこがこのモヤモヤ感をスッキリ解消したいと思います!
もちろん、キューティクルの結束自体を弱めてしまう紫外線も大きな原因の一つですし、静電気やパーマやカラー、無理なブラッシングが引き金になっている事も確かです。
しかし、枝毛が出来る原因はもっともっと身近で単純な所に問題があるんですよ
枝毛は何故できるの? ○○が関係してるって本当⁈
今、あなたの周りのお友達や家族の中に枝毛で困っている人はいますか?
ちょっと思い出して見てください。
どうでしょう⁇
多分、大半の方は「いない」と答えが返ってくるかと思っています。
そうなんです!今、ほとんど枝毛の悩みって聞かなくなりましたよね~。
じゃあ、何で今回は枝毛の話?って思いますよね⁈
そう思ったあなた それは後ほど理由がスッキリすると思うので、その点は今はちょっと保留にさせてくださいね。
枝毛になる原因を説明する上で、切っても切れない日本の過去の話しからさせていただきますね。
昔、ソバージュが流行った時代!そうバブル景気の1980年代末~90年代初めに2人に一人はかけていたと言われているソバージュ。
平成生まれの方は実際には知らないと思いますが、『OK!バブリ~』の平野ノラさんや、バブリーダンスで一躍有名になった登美丘高校のダンス部のみなさんのおかげで、バブル期の女性の服装や髪型がイメージがしやすいですよね (*^▽^*)
そしてソバージュが大流行すると共に枝毛で悩む人が急増し、枝毛にまつわるヘアケア商品も多く出回りました。
この時、枝毛が出来てっしまったバブリーお姉様達は、パーマをかけたから枝毛が出来たんだと思っていたと思います。
確かにパーマ液等の薬剤によるダメージが引き金となっているのは確かですが、
それだけが原因ではありません。
なぜなら、今現在も80年代のようなソバージュではありませんが、パーマスタイルの方も沢山います
そして、パーマをかけているからと言って枝毛がいっぱいできたという話もほとんど耳にしません。
では、同じようにパーマをかけていているのにこの違いは何なのか?薬剤の進化も多少はあるでしょう。
でももっと単純な所に原因があります
この違いこそが、枝毛が出来る最も重要な要因であると私は考えています。
では、いったい何なの?って事ですが…
そ
れ
は
・
・
・
ズバリ! みず です!
そう! WATER‼ 水! です!
(^▽^;)あっ・・・水といってもアルカリだとかイオン水だとか水の種類とかではないですよ💦
髪を濡れたままにしてるか?してないか?の問題です。
えっ⁈そんなこと⁈と、意外に思われたかもしれませんが
もしかしたら、今、枝毛ができていて悩んでいる方がいたとしたら、もしかしたら心当たりがあるのではないでしょうか?
通常パーマは濡れている時が一番綺麗にウェーブが出ます。
しかし、髪質にもよりますが、ソバージュのように細かいウェーブになるほどスタイリング剤などを付けてちゃんとスタイリングしておかないと髪が乾けばウェーブがボワッっ余分に広がってしまい綺麗にウェーブが保てません。
その為、バブリーお姉様達は、御手洗に行った際、お化粧直しのついでに髪も少し濡らしてウェーブを整えていたそうです。これを一日に数回行っていたらどうでしょう・・・髪が不安定な状態が続いていることになります。
髪をスタイリングする時は、水で髪を濡らし、ムースなどでスタイリングする事がこの時代の主流でした。
そのムースもウェット(濡れている)状態を少しでも長く保つ一つの要因となっていたので、ウェーブを綺麗に出すために、あの手この手で、それはそれは髪にとったら良くないわけです。⇐ムースが悪いという意味ではないですよ。
濡れている状態が続くとどうして良くないのか?なぜ枝毛になってしまうのか?次はそのお話です
枝毛が出来るまで
枝毛がどのようにして出来るのか‥毛髪の構造と役割を交えながら解かりやすく簡単に絵を使ってご説明します
毎度の事ですが💦
絵が下手なのはご了承ください (^▽^;)
最初の絵が毛髪の通常の状態と構造です
キューティクルとコルテックスに注目して下さい。
髪が乾いている状態だと、キューティクルはしっかりと閉じています。
乾いた髪の状態だとキューティクルはしっかりと閉じていてかなり丈夫なので簡単にはこわれないのですが、
髪が濡れている状態になると、キューティクルは開きキューティクル自体も不安定になります。
この状態は無防備な状態なので、外からの刺激を受けやすくなります。
キューティクルが開いた状態が続くと、毛髪内部の水分やタンパク質等の間充物質が流出しやすくなってしまいます。
間充物質が流出するとは➡
硬い繊維状のたんぱく質を埋め尽くすように覆っている柔らかいたんぱく質や水分が、紫外線や摩擦等の外的刺激によって徐々に徐々に外部に流れ出てしまう事
この状態が繰り返されることで、次第に内部は空洞化しスカスカに。
これが原因で縦に裂けやすい性質を持っている細長いたんぱく質(硬いケラチンたんぱく)が裂けてしまいます
この繊維が裂けた状態を枝毛といいます
枝毛が出来る原因まとめ
キューティクルが開いた不安定な状態(髪が濡れている状態)が続くと、外的刺激(特に紫外線!)を受けて毛髪内部の間充物質が徐々に流出してしまいます。
この状態が繰り返されると毛髪内部が細長い繊維を残して空洞化します。
結果、この細長い硬い繊維がカラカラの状態で残り裂けてしまいます。
この状態が枝毛です。
切れ毛が出来る原因
切れ毛は毛髪内部が空洞化する事で出来てしまいます。
枝毛と同じキューティクルの損傷➡間充物質の流出が原因で切れ毛になってしまうこともありますが
その他にも、女性ホルモンのエストロゲンの不足が原因だったり、食生活の乱れ、特にたんぱく質やミネラル不足が原因で毛髪内部が空洞化し切れ毛になってしまいう事があります。
女性ホルモンエストロゲンについてはこちらの記事にも書いてます
ホルモンバランスが乱れる原因についてはこちらに詳しく書いています
切れ毛が出来る時の髪の状態
イメージだけでもわかるように絵にしてみました
ホント絵心ゼロで下手すぎますが‥💦 (^▽^;)
この絵で伝わりましたか?
まとめ
一昨年前から密かなブームになっている【バブル風】
ヘアスタイルもその影響から、バブル期のような細かなソバージュではないものの、現代風にアレンジしたネオソバージュが今春のトレンドの一つです。
何で今回枝毛の話なの?って思ったあなた
ズバリ! そうです!
ソバージュがリバイバルしているからです❣
バブル期のソバージュ大流行時に多かった枝毛問題!
キューティクルが開いた状態を長時間作らない事が枝毛を作らない為にも一番大切なポイントです。
ですから、髪を洗った後や髪が濡れた時は、ちゃんと乾かす事!
元々の髪質やキューティクルの丈夫さやもろさ等、個人差があるので、一概には言えませんが
髪が濡れている状態を長時間保つことは枝毛を作ってしまう原因になります。
枝毛が出来る理由がわかれば対策はバッチリです❣
あなたもこの春!トレンドのネオソバージュ!を枝毛対策バッチリで取り入れてみる✨というのも良いかもしれませんね
枝毛・切れ毛は普段の生活のほんの少しの心掛けで予防できることがほとんどです。
くせ毛のあなたも、そうでないあなたも枝毛や切れ毛が出来る原因を知っていれば予防できますね
これからもバンバンお洒落を楽しんで下さいね~(*^▽^*)
それでは、次回もお楽しみに!
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