スポンサーリンク
こんにちは~ みじんこです。
男性も女性も加齢による髪質の変化は
少なからず、あなたの周りの人たちやあなた自身が感じている悩みではないでしょうか?
若い頃は、今よりもっとハリもコシもあったはず…
最近、何だか髪が細くなったような…なんて思っているあなた
ちょっぴり切なくなってしまいますが、その気付き、多分間違ってないと思いますよ。
そう、この様に年齢の変化で髪質が変化する事があります。
では、なぜ年齢の変化によって髪質が変化するのか?その原因をみていきましょう。
目次
年齢の変化による髪質変化の原因
髪の成長の元となるヘアサイクルの変化
日本人の髪の毛の本数の平均は約10万本と言われています。
また、毛根の数は人によって違い、胎児の時に形成され、その数は一生変わりません。
では、髪の本数と毛穴の数が同じ数かというと、そうではありません。
健康な人であれば、一つの毛穴から1~4本の髪の毛が生えています。
また、髪の毛は、一日に0.3~0.4㎜、一ヶ月で1㎝前後、一年で平均約15㎝伸びています。
そして、この一度生えてきた髪がず~っと伸び続けるのか?というと、そうではなく、
肌にターンオーバーがあるように、髪にもヘアサイクルといって、髪が生えてから抜け落ちるまでには一定の期間があります。
この一定の期間には、『成長期』⇒『退行期』⇒『休止期』という期間があり、髪はこの期間を経て一生を終えます。
『成長期』(4~6年)この期間が長ければ長いほど髪は長く太く成長する傾向があります。
『退行期』(2~3週間)成長が止まっている期間です。
『休止期』(数か月)毛根の位置が浅くなり、新たに生えてくる髪に押し出されて自然に抜け落ちていきます。
この自然に抜け落ちていく髪が通常一日50本~100本程度なら全く問題のない正常範囲です。
しかし、この平均的な本数以上に髪が抜ける場合(特に細い髪が沢山抜けるようになってきたら)ヘアサイクルが早まってきている可能性が高く
この場合、髪が本来のしっかりとした丈夫な状態に成長しきれず、毛髪内部も今までのように栄養が行き届かなくなります。
その結果、髪が細くなってしまうと同時にうねりが出てしまう場合があります。
ホルモンバランスの変化による髪質の変化
そもそもホルモンとは何か?
ホルモンとは、体の様々な部位に働きかけ細胞を活性化させる働きがある化学物質です。
このホルモンは必要な時期に、必要な量が作られることによって、体のバランスが保たれているので多すぎも少なすぎてもいけません。
ホルモンバランスが大きく乱れてしまうと病気を引き起こしてしまうなど
健康な体を維持する為にもホルモンバランスはとても重要となります。
髪質の変化は以下のホルモンバランスが変化する時に起こります。
成長期のホルモンバランス
成長期つまり思春期の時期、体を成長させるため体内では、もの凄い勢いで細胞を活性化させます。
この時、ホルモンバランスが変化し、くせ毛になることがあります。
この時期にくせ毛になるのは、殆どが遺伝によるものが多いと言われています。
出産前後のホルモンバランス
出産する女性の体内では、新しい命を迎えるために女性ホルモンが大量分泌されます。
そして、出産後はそれまで大量分泌していた女性ホルモンが一気に激減し、皮膚全体のバリア機能も低下してしまいます。
その為、紫外線などの外的刺激や育児による睡眠不足、ストレスなどの内面的要因によって頭皮が乾燥し、大量の抜け毛となって表面化します。
この時のホルモンバランスの変化で、くせ毛になる事があります。
この時のホルモンバランスの変化によってくせ毛になった場合、元のストレートに戻る場合もありますが、
戻らずそのままずっとくせ毛になってしまう場合があります。
逆に、本当に稀な話ですが、くせ毛だった髪がストレートになる場合もあります。
その方は、くせ毛で悩む私からしたら本当にラッキーな方だと思います。
更年期のホルモンバランス
加齢とともに体が老化していくのと同じように、髪も老化していきます。
女性の場合、更年期の時期に閉経へ向けて女性ホルモンの分泌が減少していきます。
すると、髪が瘦せて細くなったり、抜け毛の症状が出てきたり、目に見えて髪の変化に気付きます。
この時、髪がやせていく段階でくせ毛になってしまう場合もあります。
この段階でくせ毛になるとクセがきつくなっていくことはあってもストレートに戻ることは難しいと考えられています。
健康な髪の成長には女性ホルモンの一つエストロゲンが重要!
健康な髪には弾力(ハリ)や、艶がありますよね。
この、ハリや艶の元で、髪や肌などのを健康に保つ為に重要な働きをしているのが、女性ホルモンの一種であるエストロゲンという成分です。
では、このエストロゲンが私達の体にとって、どの様な役割をしているのか?簡潔にまとめてみました。
エストロゲンの役割
・髪の毛を豊かに保つ
・コラーゲン、肌の艶、柔軟性のアップ
・血管を広げて血流を促進する
・脳の働きを活発にする
・自律神経を安定させる
・免疫系を強化させる
・骨を丈夫なまま保つ
・内臓脂肪を付きにくくし女性らしい体系を維持する
・乳腺の発達の促進
・子宮の働きを活発にする
など、エストロゲンは、髪や肌だけでなく、血液を通して全身に運ばれ様々な機能の維持に重要な役割をはたしています。
エストロゲンを増やすには
エストロゲンを増やすには、働きや構造が似ていると言われている大豆イソフラボン毎日摂るように心がけましょう。
大豆イソフラボンを多く含む食品は、納豆・豆腐・きなこ・煮豆・味噌・油揚げなど大豆製品です。
この大豆イソフラボンの吸収率を高めるには、ヨーグルトなどの発酵食品や、
食物繊維の多いものを一緒に摂るようにすると腸内環境を整える事が出来ます。
しかし、大豆製品が苦手な方は、薬やサプリメントを活用するという方法もあります。
その場合、必ず医師に相談してから規定量を守り摂取するようにしましょう。
まとめ
年齢の変化による、ホルモンバランスの変化で
髪質が変化する場合、自分で出来る対策として、
普段から意識して大豆製品を摂取する事が髪にも体にも効果的です。
また、ヘアサイクルの変化は突然起こる事ではなく、
それまでの生活習慣やストレス、血行不良によって徐々に現れてきます。
正常なヘアサイクルを維持するためには、栄養不足と過剰にストレスをため込まないように
また、適度な運動で元気な若々しい血管を維持し
血行不良にならないように心掛けましょう!
忙しくて運動が出来ない場合は、ちょっとした隙間時間に、
肩甲骨を動かしたり首のストレッチをする等も効果的です。
またヘッドマッサージをして頭皮を柔軟に保つことも大切ですよ。
年齢の変化によるくせ毛は成長期に多い先天的要因と生活習慣や
ホルモンバランスの乱れによる後天的要因とに分けられます。
いずれにしても、くせ毛の場合のヘアケアは保湿をメインに行っていきますが
突然くせ毛になっても、マイナスに捉えず、
生活習慣や食生活を見直すなど、無理せずに出来ることから出来る対策をしていきましょう。
それでは次回もお楽しみに!
スポンサーリンク
コメント