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こんにちは~ みじんこです。
今日はくせ毛の種類と構造についてお話ししたいと思います。
え~~~ (;一_一) 構造とか知って何になるん…その話はいらんわ (-“-;A
って思ったあなた
☆☆(*’▽’)☆☆
なんて素直な意見!
いいんです!いいんです!
そう思ってってくれてぜんぜんOK!です
くせ毛の髪の構造って、
言葉だけ聞くと何だか専門的な話で難しそうに思えますよね~
確かに専門用語を並べて説明すると少し難しい話になってしまうのですが、
あなたがイメージ しやすいように(クオリティーはかなり低いですが…💦)
私の手描きの絵を使って説明したいと思います
きっとあなたが想像している以上に面白いので
話のネタになると思って良かったら読んでみてくださいね
(^ω^)
いやいや!本当!真面目に!
理屈がわかれば自分自身でも対策が思いつくようになるかもしれないので!(^^)!
理屈が解ればおもしろい!毛髪の構造
前回の、
あなたが先天的要因によるくせ毛なのか?
後天的要因によるくせ毛なのか?何となく判断して頂けましたか?
今回お話しするくせ毛の種類と毛髪の構造も、
くせ毛の原因と同じく
知っておっくと対策する上でとっても役に立つと思います。
そもそもくせ毛ってそんなに種類あるの?って思いますよね
では 大きく分けて4種類あるくせ毛を一つ一つ説明していきます
くせ毛の種類
波状毛(はじょうもう)
日本人のくせ毛の中で一番多いと言われるタイプです
名前の通り波のようなうねりがあるのが特徴。
このタイプは基本的に髪には艶があります。
髪が細い方 太い方 毛量 くせの出る場所や うねりの大きさにも個人差があるので、
全ての方に当てはまる訳ではないですが、
このタイプの方はカットや部分的に何かしらの施術を加えることによって活かせるくせのタイプと考えて良いと思います。
捻転毛(ねんてんもう)
髪の毛がねじれているのが特徴。
波状毛のように髪が波打っているのではなく 一見 直毛のように見える事もありますが、
髪の一本一本がコイル状にねじれているので艶があまりありません。
だから触るとザラザラとしています。
このザラザラしているというのは、髪の太さが均等ではないということです。
その為髪が細くねじれている部分はとても切れやすく、
普段のブラッシング等でも切れ毛ができやすいので、
お手入れの際は優しく行うようにする事が大切です。
また 髪の太さが均等でない為に、
(あとの毛髪の構造の所で解り易く説明しますが)パーマ剤等 薬品が均等に作用しないので、
パーマや ストレート 縮毛矯正 等 が綺麗にかからないのも特徴として挙げられます。
連球毛(れんきゅうもう)
髪の毛表面がポコポコと不規則に凹凸している。ざっくりとしたイメージで言うと
形や大きさが様々なビーズを適当にすき間を開けながら、一本のテグスに通した感じ。
それが一本の毛髪だと思ってみてください。一本の髪の太さが均一でないのが解ります。
髪の細い部分が切れやすく、捻転毛と同様 パーマ( 縮毛矯正等 )がかかりにくいくせ毛です。
縮毛(しゅくもう)
縮毛は字のごとく縮れている髪のことで
見た目には艶がなく
不規則なウェーブをあわせもっているが特徴的です。
縮れやウェーブの大小等、
髪の太さや質によっても違いがあるので 同じ縮毛でも見た目は様々です。
これらのくせ毛の種類はどれか一つのタイプに当てはまる場合もありますが、
通常は2~3種類のくせをを併せ持っている人が多いようです。
ところで、この中にはあなたに該当するくせ毛の種類はありましたか?
もし、「これかな~?」と思うものがあればその特徴を頭の中にインプットして次の構造も読んでいって下さいね
毛髪の構造
髪の毛は爪と同じタンパク質で出来ているのは有名な話ですが、
これらは角質を構成するタンパク質の一種
ケラチンというタンパク質から出来ています。
私達の髪は毎日少しずつ伸びているので、髪は生きている!
と思っている人が多いのではないでしょうか?
あなたはどう思いますか?
髪は生きているのか?
はたまた 髪は死んでいるのか?
そんな事考えたことなっかった💦という人も正直多いかもしれません
では、よ~く思い返してみてください。
私たちが髪を切っている時、痛っ‼て思ったことありますか?
ないですよね⁈
あったらΣ(・ω・ノ)ノ!びっくりですけど(笑)
そうなんです!
これこそが何よりの答え 髪は死んでいるのです。
でも、ここで疑問がでてきますよね!
そうなんです!
そうなんですよ!
既に死んでいるのに じゃあ、なんで髪は伸びるの?
変ですよね⁈
先程お話したように、髪も爪もケラチンというタンパク質からできているのですが
ここでお肌を例にして すご~く簡単に説明すると、
毛髪を作っている細胞が肌の中で作られている時は柔らかい細胞なのですが、肌からでる時には、
外的刺激から守るために硬い細胞となって肌の表面に出ます。
そして、役目が終わると垢(あか)となって剥がれ落ちるのです。
このように 細胞が生まれ、柔らかい細胞から硬い細胞へと変化し最後は垢となって剥がれ落ちる
この一連の流れを角化と言います。
髪も同じように毛根部分で作られた細胞が頭皮に出てくるまでに硬い細胞に変化する角化がおこっているのです。
ですから、頭皮表面に出てくるまでの髪(柔らかい細胞)は生きていて、
頭皮表面に出てきた髪(硬い細胞)は死んでいるということです。
だから、髪は生きているから伸びるけれど、
死んでいるから切っても痛くないということなのです。
では次に、いったい髪の毛がどんな風に生えてくるのか
直毛といろんなタイプのくせ毛でみていきましょう
かなり下手な絵ですが(^▽^;) 出来るだけ解り易くイメージしやすい様に頑張って書いてみました。
この絵を見てください
どうですか?
パッと見てわかりましたか?
そうなんです!髪の毛の形状って、毛根部分(毛穴の形)
すなわち髪の毛が頭皮表面から出てくるまでに決まってしまっているのです。
だから、実際この毛穴の形を一つ一つ真っ直ぐに治すことなんて、
現在、日本中の…いや世界中どこを探しても根本から治療するという事は不可能に近いことなのです
逆に、直毛(上図:一番左)でも、毛穴に汚れが詰まった状態が続くと
毛根内で形が変化しくせ毛になってしまうということがあります。
この事からわかるように毛根の形が先天性的要因(遺伝)で決まっている為
伸びてくる髪のくせの状態が毛根内で既に決まってしまっているのです
では次は髪の毛の断面を見ていきましょう
これは直毛の髪を縦に切った断面図です
直毛の髪の表面はキューティクルもしっかりと重なり合い髪に安定感のあります。
髪はキューティクル(毛表皮)、コルテックス(毛皮質) メデュラ(毛髄質)の三層から出来ています。
髪の大部分を占めるコルテックスは上の絵で説明すると、
縦の細い線(細い繊維)と 太い線(太い繊維)と、
これらの隙間を埋める保湿性の高い物質(マトリックス 又は 間充物質といいます)で出来ています。
この細い繊維は髪の柔らかさを決め
太い繊維は髪の硬さを決めています。
そして マトリックス(保湿性の高い物質)は髪の水分保持に大きくかかわってくる為、
コルテックスが髪の毛の質感に一番重要になる部分です。
ざっくり言えば パーマはマトリックスにかかるし、カラーはマトリックスに染まるわけです。
また、キューティクルは髪の艶や手触りにとても重要な役割をしています。
基本的な毛髪の構造の
重要ポイントを理解してもらったうえで
次はくせ毛の髪を縦に切った断面図を見ていきましょう
上の絵と比べて
まるで別人が書いたかのような手描き感丸出しのめちゃめちゃ下手な絵になりましたが(^▽^;)
直毛の毛髪との違いを、より分かり易くする為に少しオーバー目に描いてみました。
何が言いたいかわかっていただけるでしょうか?
もう一度 さっきの直毛の髪の断面図と見比べてみて下さい。
どうでしょう?
キューティクルは開き、内部の繊維も途切れ途切れで直毛の髪と比べると髪に安定感がないですよね。
これは極端な絵ですが、くせ毛は毛髪表面の形が安定していない為、
所々キューティクルがはがれていたり通常より薄かったりします。
その為、中のマトリックス(水分保持に大切な物質)が キューティクルの隙間から外に出ていき易い状態になっているので、直毛の髪と比べて乾燥しやすかったり、パサつきやすかったり、または湿気で広がりやすかったりするのです。
この様に、毛髪の構造が髪の見た目や質感を大きく左右しているのです。
今、縦の毛髪の断面を見ていただきましたが、今度は横の断面を見てください。
またまた手描きの絵ですが(^▽^;)
まとめ
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